スペイン巡礼5日目:膝を痛めたせいで、いい出会いに境遇! Zariquiegui 12km
おはようございます。
朝起きたら、昨日から違和感を感じていた膝の痛みが更にパワーアップ・・・
5日目にもなると友達も増え、時々一緒に歩いたり、ランチを一緒に食べたり
ここで休んだら、置いてかれちゃうっていう不安もあって、歩いてみることに
今日はひまわり畑がたくさんある道
太陽をいっぱい浴びていて気持ちよさそうだな~
アップダウンも結構あるけれど
こんな平地も続いていたり
膝の痛みがひどくなって
ついに、足を引きづって歩きながら100メートル毎に休憩する始末。笑
まぁそんなときもあるよね
と立ち直って、みんなに別れを伝えてゆっくり歩くことに。
今日はZariquieguiというすっごく小さな街に宿泊することにしました
アルベルゲは2つだけ、レストランもない小さな街
この街に唯一ある教会でマス(カトリックのイベント)がやっていたのですが
そこでいい言葉を見つけました。
『 i can notice that it is better to do this way with little weight on backpack 』
(この道では、ほんの小さな荷物だけ持てばいい)
毎日大きなバックパックを背負って歩いていると
人生に必要な荷物って、そんなに多くないのかもしれない
って感じる
物質的なものだけでなくて、固定概念やプライドや執着。
全て
この道は、自分の人生で何が大切なものなのか、何だけは失えないのか
考えさせてくれる道だと私は感じます。
今日はこちらのアルベルゲに泊まったんだけれど
市営でシャワールームも綺麗。ディナーもなかなか美味しかったですよ
■Albergue San Andrés
ここは1泊9ユーロ(約1170円)
ワインもいっぱい
サラダも溢れんばかり
パンもいっぱい(1斤はあった笑)
ポークソテーフライとポテトもいっぱい
もちろん私は完食(笑)
デザートまでついて、10ユーロ(約1300円)
ご飯を食べていると、近くのテーブルに女性が座ったので声をかけてみると意気投合!
ハンガリー人のアンドレア
自営業の仕事も成功して、3人の子供も独立してなんの不満がない生活だったけれども
3年前に起きた夫婦間のトラブルがきっかけで、抑えきれないほどの怒りを感じて何年も苦しんでたとのこと。
その怒りを解放したくてカミーノを歩くことに決めたと、説明してくれたアンドレア
すっごく優しく話す一方、メガネの奥では涙をこらえるような強い目。
お互いの人生について本音で話して
なぜか私もめちゃくちゃ泣いて
ビックハグを繰り返す私たち。笑
身体の声を聞いて、休めてあげた日
そんなハプニングがきっかけで、素敵な人に出会えた日
過去の人生は、今までの自分の『選択の結果』
これからの人生も『選択』の繰り返し
ただ、チャンスの神様は前髪にしかない
という言葉があるように、常に目の前にたくさんのチャンスやサインに気づけるかは自分次第
明日は膝の調子が良くなるといいな
今日も素敵な1日に感謝しておやすみなさい