スペイン巡礼32日目:700㎞完歩、Santiagoまで残り100㎞! Portmarin 25km
ゴールのSantiagoに着くと、巡礼証明書をもらえる
その条件は『Santiagoまで最低100㎞を歩くこと』
そのSantiagoの100㎞手前地点が、ここSaria(サリア)だ
1日20㎞歩けば5日間、25㎞歩けば4日間でSantiagoに到着するので
・長期休みが取れない人
・少しでもカミーノを歩いてみたい人
にとても人気があるルート
出発して4㎞、Sariaに到着
まだ町は真っ暗
Sariaを抜けてから、道は一変
『人!』
『人!』
『人!』
このカミーノに人の列ができるなんて…‼
また歩いている人の雰囲気も変わり
・靴が新しい
・荷物が小さい
・写真を撮りまくる
など観光地化した様子
以前から歩き続けている巡礼者と、Sariaからスタートした巡礼者が一目で分かるから面白い
小さな湖があればパシャリ
道の途中にバルがあればパシャリ
お花があれば花を背景にパシャリ
今までに見なかった、巡礼グッズのお土産やさんなどもあり賑わっている
残り100㎞の表記を発見
今まで700㎞も歩いて、わずか100㎞
30日前は、2㎞歩くだけでゼイゼイと息を切らし、身体はバキバキ
20㎞歩くのに、7-8時間はかかっていたのに
今は4-5時間で歩けてしまう
あんなに重く感じたバックパックは、今は体の一部のよう
1日1日変化していく体と心
30日の間に、たくさんのストーリーがあったなと感慨深い
今日は、離れ小島みたいになっている町Portmarinに泊まる
長~い、高~い橋を渡って、到着だ
今までに満員がなかったアルベルゲはどこもいっぱい
Sariaからは人が増えるから、アルベルゲの予約は必須の様だ
なんとか、ベッドが残1あった私営のアルベルゲを確保できた
こじんまりしているが、綺麗なアルベルゲ
■Albergue Portosantiago
1泊10ユーロ(約1300円)
早速地元の人におすすめのレストランを聞いて出発
まずは、スペインガリシア地方の料理
牛もつと豆で煮込んだスープ
すっごく濃厚
続いてグリルチキン
ちょっと固め&オイリーだけれど、味付けはOK
デザートはメロン
他にも、ケーキなど色々と選べる
巡礼者メニュー ワインもハーフボトルついて、10ユーロ(約1300円)
■Restaurante Pérez
お腹も満たされたので、町散策に繰り出すと…
ロベルトとハン、グアテマラ出身のルスとラファエルに遭遇
5人で話していると、アメリカ人親子のエリンとブライアンも
こうやってみんな集まってくるから面白い
最終的に広場でワインを飲みあい、話が止まらない
あと92㎞・・・・!!
今日も素晴らしい1日に感謝して、おやすみなさい