スペイン巡礼26日目:スペインカミーノで韓国尽くし⁉ Rabanal del Camino 20km
今日は朝食をとって、7時半に出発
最近のお気に入りは、トルティージャ・フレッシュオレンジジュース・ホットミルクの3点セット。朝食セットで3ユーロ(約390円)安い!
序盤からまた股関節が痛みだして、なかなか前に進まない
こんな時はゆっくり歩くことが大切
途中、虹が見えてなんだか励ましてくれているよう
最終的には半円にまで広がる、すっごくきれいな虹に
ラッキーだ
『なんだか可愛い街に入ったのでちょっと休憩しよう』
ふらっと立ち寄ったカフェでなんだか見覚えのある女性が・・・
『・・・ジン!!!』
巡礼11日目の時に話し込んで、仲良くなった韓国出身の女の子だ
Brugosで2泊していた私は、その時に出会った知り合いはもっと先へ
もう二度と出会えると思っていなかったから、久々の再会に感動
これまでの間何があって、どんなことを感じて…
など話が尽きない
カフェを出ると、陽気にギターを弾いて歌っているおっちゃん達が
スペインらしいのほほ~んとした雰囲気
また会えることを願って、ジンとは別れて再度歩き出すことに
『ジン!ブエン・カミーノ!』
こんな林の中を歩いていく
出発して20㎞
もう少し歩きたかったが、股関節の声を聞いてこの街でストップすることに
今日泊まるのはこのアルベルゲ
■Albergue Nuestra Señora del Pilar
1泊5ユーロ(約650円)
隣接しているレストランでくつろいでいると
韓国人の若い子たちが、大きな楽器を持ってどんどんやって来る
総勢20人ほど
どうやら、彼らは韓国の伝統的な歌を演奏しながらカミーノを歩いているとのこと
中学から高校までの特別学校で、カミーノはプログラムの一環のよう
街を歩いているとLeonで出会った韓国人のユナに遭遇!
『サラ、良かったら一緒にご飯食べない?』
ご飯を食べながら、ユナの話を聞く
『人生の方向性がわからなくて、カミーノを歩いているの』
ユナはNGO団体の一員として南アメリカで8年ほど働いて
そのあとは、韓国の有名大学院に
学歴、職歴も長けていて、スペイン語なんてネイティブ並みに話せるユナが
なんでそこまで人生を不安に思うのか、私には理解できなかった
私『こんなに能力があれば、どこの国でもどんな仕事でもできるじゃん!』
ユ『そうかな…。どんなに勉強しても、どんなに働いても不安だし、韓国の学歴主義のプレッシャーに常に負けてしまうそうだよ』
カミーノを歩いていると、よく韓国人の人に会う
他の国の人に比べて驚くことが、カミーノを歩くのは若い人が多いということ
そういえば出会う韓国の人、みんな同じようなことを言っていた
レストランでオーダーした料理がきた
なんだこれ。笑
ケチャップソースの上にライスがのっている。笑
あまりおいしくない。笑
アルベルゲに帰って、荷物を整理してたら、隣のベットから誰かが顔を覗いてくる
『・・・・ジン!!!』
また再会しちゃって、2人して爆笑
今日はジンの韓国人の友達が夕飯を作るということで招待され韓国料理を堪能
今日は、最初から最後まで韓国尽くしだった日になりました
それもまた面白い
今日も最後まで読んでくれてありがとうございました!
おやすみなさい