スペイン巡礼25日目:スペイン一美しい石橋 Astorga 33km
今日は を朝7時に出発
まだ外は真っ暗なんで、ヘッドライトをセット
『・・・つかない。。。。』
肝心な時に電池を切らしちゃうの、私。笑
今日は出発地点から12㎞の間、何もない道
もくもくといいペースで歩き続けていると
昨日会った愉快なスペイン人おじいちゃんビセンテとその友達パブロに
5m歩いてはストップ、5m歩いては花をプレゼントされたり
どこまでも超愉快すぎて、全然前に進まない(笑)
私たち全然言葉通じないなんだけれども
なぜか、顔芸がお互い得意で、ビセンテの言葉と私の言葉はなぜか通じ合う
私は今日、2人よりも16キロ先の街に行くので、途中で別れて先を急ぐことに
この朝の瞬間が一番大好き
月と太陽がどちらも楽しめる瞬間で、朝日がとてもきれいなの。
あっという間にHospital de Órbigo(オスピタル・デ・オルビゴ)に到着
今日はこの町に来るのがとても楽しみだった
その理由は…
これ!
すごくきれい!
ローマ人によって作られた250mもの長~い石橋
橋を渡る瞬間、『ゴーン!ゴーン!』と鐘が鳴る
まるで、私を迎い入れてくれている気分!
橋を渡ったすぐ左のカフェはとてもオススメ
そこで友達と待ち合わせをしていたので、私も入ってみると
こちらからの眺めも最高!
ゆったりした雰囲気で、橋の絶景を独り占め
みんなでもパシャり
街の中もとっても可愛らしく、バルもたくさんあり
次回はぜひ泊まってみたい素敵な町
■カフェ
RESTAURANTE DON SUERO
Hospital de Órbigo(オスピタル・デ・オルビゴ)から10㎞先をいったところに
ボランティアで巡礼者たちを休ませてくれる場所を発見
家主のディビットはここで8年も暮らしているとのこと
『僕は巡礼者を休める場所を提供したいんだ』
彼の目はすごく穏やかだった
食べ物から飲み物をサーブ。金額はなく、すべて募金制
彼の活動に感銘して10ユーロを募金する人もいれば、感謝の気持ちだけ受け止めて無償でサーブを受ける人もいる。彼にとってはどちらも正解
『こんな生き方があるんだ…』
さらにスタスタ
大きな十字架が見えて、ここから見える町が今日の目的地Astorgaだ
今日は過去最長の距離を歩く日
25㎞を過ぎたあたりから股関節が痛みだし、足が前に進まない
心が折れそうになっていたら、急に黒犬が私の横を歩いてくる
最初、狂犬病になったらどうしようとか思ってびくびくしていたけれど
途中からもうカミーノ仲間
5分程度かと思いきや、結局1時間、4㎞も一緒に歩くことに
どうやら彼は迷子のよう
どんな分かれ道があっても、私と同じ道を歩いてくる
彼のおかげで、やっとの思いでAstrga
チョコレートと、ガウディの建築物で有名な大きい町
ガウディ司教館のEpiscopal Palace
今日泊まるアルベルゲで、素敵な出会いが
なんとボランティア働いている日本人女性がいて
日本食でもてなしてくれるとのこと!
鰹節に醤油!お味噌汁!
そして、天ぷら!!
2ヵ月ぶりの、日本食に感動が止まらず
感謝・感謝のディナーになりました
■Albergue de peregrinos Siervas de María
1泊5ユーロ(約650円)
今日も素晴らしい1日に心から感謝して、おやすみなさい