スペイン巡礼31日目:何歳になったって歩ける、それがカミーノ! Camino San Mamede do Camino 28km
今日は、昨日出会った日本人男性の永田さんと歩くことに
巡礼路ではない裏道を歩くということで、朝6時真っ暗のうちに出発
違う道に入ってしまい2時間くらい彷徨ったけれど、星も月もキレイで気持ちいい
永『僕はね、カミーノを歩いきながら家族一人一人の事を大~切に大~切に考えるのが好きなんだ。普段の生活で、こんな無になる状況はないからね。』
実は永田さん、御年78歳!
私よりも早く歩き、重い荷物を背負い、長い距離を歩くスーパーおじいさん
トライアスロンも毎年挑戦されていて、最年長記録の保持者!
カミーノは10回以上も歩いているとのこと
道に迷っていたけど、明かりが見えてきた
どうやら巡礼路に合流したようだ。
このバルでの朝食はバリエーション豊かで、お店の人の愛想も良くおすすめ
私は、ロシアンサラダをオーダー
2ユーロ(約240円)
■ Bar-Restaurante Aira do Camiño
道は二手に分かれる
右側は、アップダウンがあるが景色がきれいな道
左側は、平坦だが少しばかり遠回りの道。有名な修道院があるSamosの町があるので、そこに行きたい人は左へ行く
私は、永田さんのおススメで右に行くことに
道に咲いている一つ一つの花も可愛らしい
アップダウンもそこまででもなく、景色を十分に楽しめる
途中、私の友達のポーランド人のカシアとアメリカ人のアンジェリカに出会って4人で歩くことに
カミーノ熟練者の永田さんを紹介すると2人は興味津々
『ナガタ!ナガタ!』
と連呼して質問攻め
日本では、目上の人の名字を呼び捨てにしないからなんだか違和感。笑
実は永田さん、昨年歩いた時に韓国の映画監督に800㎞を密着されて
来年その内容が、映画化されるようだ
78歳とは思えないくらい歩くのが早くて、全然ついていけない
平均1日40㎞も歩くようで、通常40日かけて歩く800㎞を約20日で歩き切る永田さん
『いくつになっても、絶対に出来ない事なんてないのかな』
と考えさせられる。
途中、フリーの休息所があったので4人で休むことに
全部手作りでできていてとても可愛らしい場所
今日は大きな町、Sariaの手前San Mamede do Caminoの町でストップすることにした
巡礼路ラスト100㎞地点のSaria(サリア)からスタートする人が多く
サリアのアルベルゲはベッドバグ(南京虫)も多くいるとのこと
永田さんおすすめの、広々とした素敵なアルベルゲだ
■Paloma y Leña S.L
1泊10ユーロ(約1300円)
周りには何もない町だけれども、デリバリーで料理をオーダーすることも可能
ビーフステーキ 7ユーロ(約910円)を頼んだらこのボリューム
オーナーもとってもホスピタリティのある人
絶品のベジタリアン料理を振舞ってくれる
今日も素敵な日に感謝して、おやすみなさい