スペイン巡礼18日目:メセタでメディテーション(瞑想) Flomista 26km
今日は6時前に起きて、ハビエルのアルベルゲでしっかり朝食
卵3つも使って、ボリューミーな朝ごはんを平らげました
さて、準備をして真っ暗なうちからスタート
なんだかおばけの写真みたい、えへへ
今日は26㎞先の町を目指して出発
序盤から3㎞続く登り坂だったけれど、朝だからかすごく気持ちいい
上り坂の途中に、いくつかお墓が
真っ暗の中で歩いて落ちてしまった人がいたのかな・・・
登りきって、よし下り!
と思いきや、まっすぐの平地
ここで、今歩いている道について説明しますね
ブルゴスを出て、3日目。
実はブルゴスを出てから、道は大きく雰囲気を変えて
砂漠のような何もない平坦でまっすぐな道『メセタ』という大地を歩きます。
時には16㎞の間全く町がなければ
特に見るものもなく
食べるものも飲むものもなく
1日何十kmも歩く巡礼者にとっては一番辛いと言われる道。
観光らしい見どころも少なく、バスを使ってこの区間をスキップする人も多いよう。
ただ、この道は、別名『頭の道』とも言われていて、ずっと変わらない単調な景色の中をひたすら歩くことで、自分を見つめる機会と対話する時間が多く、
人によっては歩いていて涙が止まらなくなる人も。
実は私もその一人。
1日7時間も8時間もこんな道を歩くのですが
どんどん自分の意識の中に入って行って
友達一人一人、家族のこと、仕事のこと
ゆっくり時間をかけて考えながら、歩いていくことが多く
メディテーション(瞑想)のように心がどんどん浄化されていきました。
今日はこんな高い木々の中を歩き
そこを抜けると
ひまわり畑と青空が広がっています
気温も高く、真夏は40度を超える暑さ
『そろそろ目的地の町に着くかな』
町の4㎞手前のダムで再会した
オランダ人のアレックスとルーマニア人のカタリーナ
カタリーナはお母さんと2人で歩いているんだって
どこまでも明るくて、どこまでも前向きなカタリーナ
アレックスはカミーノ4回目
めちゃくちゃ豪快で、超面白い
アレックスの面白い話を聞いていたら、あっという間に目的地のFlomistaに到着
今日泊まったのは公共のアルベルゲ
う~ん、まぁまぁ。笑
リンクは付けないでおきましょう。笑
ディナーはなんだか雰囲気がいいレストランをチョイス
巡礼者メニュー、13ユーロ(約1690円)
まずは、前菜のガスパチョ
これすっごく美味しい
野菜の冷スープの上に卵とハモンセラーノ。
野菜の甘さと酸味が、火照った体に染み込んでいきます
続いてタコのライス
これも上品なお味
タコのうまみを生かしたシンプルな味わい
見た目では小さくみえますが、結構ボリューミー
白ワインも1杯ついて、13ユーロでした
■La Venta Boffard
そのあと、違うバルで
台湾人のジョとオランダ人のアレックスと合流してパシャリ
今日も素敵な1日に感謝して、おやすみなさい