【瞑想修行】7日間沈黙!タイ奥地のWat tan wua でヴィパッサナー瞑想
サワディカ~
2018年1月から訪れている東南アジア
Thailand→Laos→Malaysia→Singapore→Thailandを回り、最後にやってきたのは
『瞑想修行(Meditation training)』
ミャンマーとタイの国境に位置するメーホーソンという地だ!
ここで挑戦したのは
7日間一言も話さずひたすら瞑想をする
『Vipassana ヴィパッサナー瞑想』
1週間も無言!?でもなんか聞いたことある!?
そう!ジュリアロバーツ主演の映画『食べて、祈って、恋をして』の中でも出てきた瞑想修行
ブログを見てもわかるように、『食!食!そして食!』だった私の旅
この瞑想修行が行われる修道院では、
■1日2食!
■1日20時間の絶食!
■食事の内容はすべてベーガンフード
(卵・肉・海鮮・乳製品・はちみつなどの動物性の食べ物を食べない食事内容)
という真逆のスタイル
そんな生活の中、心から大満足だった7日間をシャアしていきます!
レッツラゴー!
Wat tan wua(ワッタンムア) とは?
タイの北部、ミャンマーとの国境に位置する仏教の修道院
チェンマイから5時間、パーイから2時間
この大きな看板が特徴だ!
大自然に囲まれた修道院
周りには山々が連なり、広々とした庭が特徴
瞑想部屋もとっても広く、外に位置するオープンな造り
1日のスケジュールは?
5:00 : 起床、自主瞑想
6:30 : 托鉢
7:30 : 朝食
8:00 : 瞑想修行
10:30: 托鉢
11:00: 昼食
13:00: 瞑想修行
16:00: 清掃瞑想
17:00: フリータイム
18:00: 瞑想修行
20:00: 自主瞑想
22:00: 就寝
1回2時間の瞑想が1日3回、あとは自主瞑想修行。
朝の瞑想では、1時間かけて広い広い庭をゆっくり歩く
『ウォーキングメディテーション』
1歩進むのに5秒!?ってくらい時間をかけて精神を統一させる
その後は、45分のSitting meditation
残りの15分はLay down medetation
昼の瞑想では、洞窟が連なる森の中を歩いていく
『フォレストメディテーション』
鳥のさえずり、木々のエナジーをもらいながら、またしてもゆっくり歩く
その後は、朝と同じく45分ほどのSitting meditation
残りの15分はLay down medetation
夜は、1時間のチャンティング(ヴィパッサナーに関する教えを唱える)と1時間の瞑想
合計6時間の瞑想を毎日繰り返す
20時間の絶食!1日最後の食事は朝の11時!
食事は1日2回、朝の11時が1日の中で最後の食事
毎食前に、モンクに白米をサーブする
食事は完全ベーガンフード。
質素だが野菜たっぷり、栄養たっぷりの内容
【余談】
前日まで1日7食を食べ続けてきた私…
最初の2日間は夜の瞑想中に口の中がよだれでいっぱい
お腹が減りすぎて、眠れないという状況が。。。笑
修行の前に、少し食事の調整をするほうがベターかも?
清掃瞑想は”something to do as you wish”
16:00からの1時間は、修道院の中をお掃除
キッチンを掃除をする人もいれば、庭の落ち葉を掃除したり
落ち花を使って、木の周りをデコレーションしたり
この行いを通して、自分も相手もハッピーになることをする時間なのです
絶対にSpeakless(沈黙)でいる必要はなし
Wat tan wua のVipassanaは100%沈黙でいる必要はない
したい人だけ『Happy silent』のバッチをつける
実際にSpeaklessでいる人は、50%ほど
Vipassanaの瞑想修行であることを大前提として
肌の露出を控え、静かに過ごし、男女の交わりあいを控えることがルール
7日間の修行を通して感じたこと
沈黙なのに、頭の中は会話だらけ
・過去にこんな人と会ってこんな話をしたよな…
・彼がいった言葉にはこんな意味合いがあったのかな…
・この修行が終わったらこれをしてあれをして…
Vipassanaの瞑想修行は、『今』だけをみること
最初の3日間は、歩きながらもご飯を食べながらも、座って瞑想しながらも
集中しようとしてもしても、2秒後には頭の中でおしゃべりがスタート
そのたびに、そのおしゃべりをストップして、『今』にフォーカス
5秒かけて歩く足は『右足があがって、持ち上げて、前に運んで、地面につく』と頭の中で唱える。それを1時間かけて『今』だけにフォーカスする
沈黙の瞑想修行を続けて4日後
心の中に生まれる『不安・恥・嫉妬・後悔』そして『承認欲求』が小さくなり
6日後には、2時間の瞑想まぶた一つ動かさず集中できるほどにもなった
ハエが顔にとまっても、蚊に刺されても、大きな音が聞こえても
『主観』にとらわれず、『全く動じず』、『今の体と呼吸』だけにフォーカスできるようになった
そして、なによりも自分の中に生まれてくる
『感情』を客観視して、コントロールできるようになった
他人の言動による『感情のブレ』がなくなったことが大きな驚きだった
事前の予約も、宿泊費も、必要なものも何もいらない
必要な時に『心のお掃除』に行ってみては?
※完全募金制
■Wat PA Tham WUA